第3次ギリシャ支援、銀行査定の結果次第では規模縮小も

総額860億ユーロ(約11兆8000億円)規模の 第3次ギリシャ支援プログラムが今週ドイツなどで議会承認されればギ リシャへの資金供与が始まるが、全額は必要とならない可能性もある。

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のブライトハルト報 道官は、ギリシャが資本市場に復帰した場合や、国際通貨基金 (IMF)が独自のプログラムで加わる場合、第3次支援の規模は縮小 されるだろうと述べた。またギリシャの銀行の資本増強資向けに確保さ れた250億ユーロのうち、実際にどの程度必要になるかも不透明だ。

同報道官はブリュッセルで記者団に、「最大860億ユーロという枠 はプログラムの全期間をカバーするものであり、うまくいけばそれより かなり少ない額で済む可能性がある」と語った。

ユーロ圏財務相の今月14日の声明によると、当局はギリシャ金融シ ステムと銀行資本増強の分析の年内完了を目指している。審査が完了し ていないことを理由にEU当局者が匿名で明らかにしたところによれ ば、ギリシャの銀行法改正が必要となるかどうかは、救済合意で義務付 けられた銀行資産の質の査定やストレステスト(健全性審査)の結果次 第だという。

原題:EU’s Greek Bank Review to Determine Size of Third Rescue Package(抜粋)

--取材協力:James G. Neuger.