トルコ中銀、金利据え置き-信頼性さらに揺らぎリラは最安値

トルコ中央銀行は18日、政策金利の1週間物 レポ金利を7.5%で据え置いた。翌日物貸出金利と翌日物借入金利 も10.75%と7.25%にそれぞれ維持した。中銀は同時に、世界の金融政 策正常化に備えるための「ロードマップ」を発表したが市場は評価せ ず、通貨リラはドルに対して最安値を更新した。

リラは一時1.3%安の1ドル=2.9066リラとなった。2年物国債の 利回りはここ1年余りで最高の10.68%に達した。

クレディ・アグリコルの新興市場担当シニアストラテジスト、ギヨ ーム・トレスカ氏は電子メールで、「戦略的計画は期待外れだ」と述べ た。

この日の金利据え置きについて、リラ下落に利上げで対応しないよ う求めてきたトルコ政府当局者らは歓迎の意を表明。政策金利が高過ぎ 成長を阻害しているとして中銀に圧力をかけてきた政府からは、今回は 据え置きを求める声が出ていた。スピロ・ソブリン・ストラテジーのマ ネジングディレクター、ニコラス・スピロ氏は「政策金利据え置きのこ の日の決定は、新興市場で最も信頼性が低く独立性が一段と疑問視され る中銀のインフレ抑止能力をさらに疑わせる」と指摘した。

原題:Market Unconvinced as Turkey Central Bank Pitches Its ‘Road Map’(抜粋)

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