ギリシャが秒読み、第3次救済でユーロ圏5カ国など採決へ

8月20日に欧州中央銀行 (ECB)への約32億ユーロ(約4400億円)の返済期限を迎えるギリシ ャのチプラス首相は、第3次救済プログラムからの初回分を確保できる ようユーロ圏5カ国の議会承認を待っている。

初回分確保に向けて残るハードルは以下の通り。

◎スペイン

スペイン議会にとってギリシャ救済の承認は義務ではないものの、 ラホイ首相は18日に議員による投票を呼び掛ける。投票は現地時間午後 5時からの見通し。

◎エストニア

エストニア議会も18日午後2時から採決手続きに入る。

◎オーストリア

オーストリア議会の救済メカニズムを担当する小委員会はギリシャ 支援を承認する必要があり、18日に会合を開く予定。本会議は採決の必 要がないものの審議する可能性がある。

◎オランダ

オランダ議会はギリシャ救済プログラムに関して臨時議会で審議す る。臨時議会は19日正午に開始される。

◎ドイツ

独連邦議会(下院)は19日に採決する。メルケル首相は与党会派内 からの造反に直面する可能性があるものの、救済プログラムは投票で承 認される見通し。

◎欧州安定化メカニズム(ESM)

各国議会がギリシャ救済策に関して承認した上で、ESM理事会は 電話会議を開き、ECBへの返済に間に合うようギリシャへの支払い開 始に向けて承認採決を行う。

◎承認済み

ラトビアの欧州連合(EU)問題委員会は17日に救済プログラムを 承認。

フィンランド議会の委員会は先週、プログラム承認について政府に 対し全面的な権限を与えた。

フランス議会は7月に枠組み合意を支持。リトアニアの内閣は17日 に合意を承認。

ベルギーとキプロス、アイルランド、イタリア、マルタ、ポルトガ ル、スロバキア、スロベニアの議会は救済プログラムについて採決の必 要はない。

原題:Greece Countdown: How Europe Votes on the New Bailout(抜 粋)

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