個別銘柄:オリンパスやJXHD下落、海運やファナック高い

更新日時

18日の日本株市場で、株価変動材料のあった 銘柄の終値は以下の通り。

オリンパス(7733):前日比3.4%安の4725円。米食品医薬品局 (FDA)は17日、同社やHOYA(7741)など3社に送付した12日付 の警告書簡を公表した。3社は内視鏡について法律で義務付けられてい る問題報告をせず、これら機器が十分に洗浄されるようにすることを怠 るケースもあったという。オリンパスとHOYAについては、機器が 「死亡あるいは重傷を引き起こしたか、その一因となった可能性」を把 握してから30日以内にFDAに報告しなかったという。 HOYA は1.7%安。

JXホールディングス(5020):3.6%安の479.9円。野村証券は投 資判断を「買い」から「中立」に下げた。マージン悪化は元売り共通の 要因も、現行の銅価ではカセロネス鉱山の黒字化は困難と分析。同証に よる2016年3月期経常利益予想を3607億円から1645億円(会社計画3100 億円)、17年3月期を2863億円から2522億円に下方修正した。

海運株:商船三井(9104)が2.4%高の387円、川崎汽船(9107) が1.7%高など。海運業指数は東証1部業種別上昇率1位。野村証券で は12日夜に中国天津市で発生した爆発事故の影響について、天津港での コンテナ船の積み下ろしが滞ることになれば船の運航キャパシティが抑 えられるため、コンテナ船の需給には短期的にポジティブに働く可能性 があると指摘した。

ファナック(6954):1.6%高の2万1225円。ゴールドマン・サッ クス証券では同社の株価水準は魅力的で、買い増しの好機として投資判 断「買い」を強調した。ロボドリル特需のはく落と成長性・収益性懸念 の台頭から株価はピーク比24%下落したものの、同社は次の成長に向け た種まきを続けており、成長力や収益性はいささかも衰えていないと指 摘した。

日医工(4541):3.8%高の4240円。新たにジェネリック医薬品10 成分21品目の製造販売承認を取得したと発表。承認を取得したのは、 「アムバロ配合錠(標準品名:エックスフォージ配合錠)」など。

ドン・キホーテホールディングス(7532):1.7%安の5200円。16 年6月期営業利益は前期比1.8%増の398億円の見込み。27期連続の増収 増益を計画したものの、市場予想の444億円には届かなかった。

ファンコミュニケーションズ(2461):7.8%高の1035円。7月の 売上高は前年同月比30%増の33億2671万円と、18%増だった6月に比べ て増収幅が拡大した。CPA型アドネットワーク事業とCPC/ターゲ ティング型アドネットワーク事業がともに大きく伸びた。

オークマ(6103):2.2%安の1040円。大和証券は投資判断を「ア ウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。日米受注や売価改善の先 行きに不透明感が増したことが要因。

ワイエイシイ(6298):14%高の959円。16年3月期営業利益予想 を12億円から14億円に上方修正した。前期比では78%増へ増益率が拡大 する。日本ガーターを子会社化したことが寄与する。

セイコーホールディングス(8050):7%高の777円。野村証券は 目標株価を900円から950円に引き上げた。高価格モデル拡販やグローバ ル市場でのブランド強化によるウオッチ事業の高い成長ポテンシャルに は引き続き注目と指摘。同証による16年3月期営業利益予想を145億円 から160億円、17年3月期を165億円から175億円に引き上げた。投資判 断は「買い」を継続。

フジシールインターナショナル(7864):4.4%高の4420円。 SMBC日興証券は目標株価を4900円から5610円に引き上げた。国内事 業の営業利益率予想を引き上げ、16年3月期以降の利益予想を増額した ほか、カバレッジの食品株平均の株価上昇を反映した。投資判断は「ア ウトパフォーム」を継続。

アサヒグループホールディングス(2502):1.9%安の4275円。大 和証券は投資判断を「買い」から「アウトパフォーム」へ引き下げた。 株主を重視した経営姿勢や安定した事業成長に向けた取り組みなどへの 評価は変わらないものの、株価の上昇により上値余地が縮小したことを 反映した。

テラスカイ(3915):3000円(26%)高の1万4730円とストップ 高。キヤノン傘下のスーパーストリーム(東京都品川区)が開発・提供 する会計・人事給与システム「SuperStream-NX」の販売代理店契約を締 結し、17日からクラウド型サービス提供モデルで提供を開始すると発 表。同販売代理店でクラウド型サービス提供版に特化する初の代理店と なり、3年で50社への導入を目指すとしている。

ゴルフダイジェスト・オンライン(3319):7%安の1319円。公募 増資や自己株式の処分などで最大26億円を調達すると発表。 株式需給 の悪化や1株利益の希薄化が懸念された。

ザインエレクトロニクス(6769):16%高の1520円。先進運転支援 システムなどの開発を手掛けるZMP(東京都文京区)が主催するフォ ーラムでサラウンドビューモニター(SVM)新技術を発表すると18日 に公表。ZMPが開発した自動運転車研究開発用RoboCar1/10に、新開 発した高速描画・低コスト対応、物体検出機能搭載型SVMを適用した デモを紹介するとしている。

サムコ(6387):2.8%安の1094円。公募増資で約10億3000万円を 調達すると発表。調達資金は海外拠点整備のための投融資資金などに充 当する。1株利益の希薄化や株式需給の悪化が懸念された。