中国の外貨準備、月間5兆円ペースで減少へ-人民元の下支えで

ブルームバーグの調査によると、中国人民銀 行(中央銀行)が人民元の下支えで介入に動くことに伴い同国の外貨準 備高は月間400億ドル(約5兆円)前後のペースで減少する見込みだ。

調査は先週の突然の人民元切り下げ後にストラテジストやトレーダ ー合わせて28人を対象に実施した。調査の予想中央値によれば、保有額 が世界最大である中国の外貨準備高は年末までに3兆4500億ドルと、7 月末時点の3兆6500億ドルから減る見通し。予想範囲は3兆-3兆7100 億ドル。人民元は年内に1.6%安の1ドル=6.50元になると見込まれて いる。

シティグループのストラテジスト、ケン・ペン氏(香港在勤)は 「人民銀は元を確実に安定させる必要があるため、向こう3カ月間に頻 繁に外為市場に介入するだろう。中国はこうした目的を達成するため外 貨準備の一部を使っていく」と述べた。

人民銀は約20年ぶりの低成長に取り組む中で資本流出を阻止するた め元の下落を制限する方針だ。こうした元の下支えが外貨準備を減らす ことになるが、この7カ月間に1920億ドル減少した外貨準備はなお2位 以下の国々の少なくとも3倍余りに上る。

原題:China Reserves Seen Dropping $40 Billion a Month on Yuan Support(抜粋)

--取材協力:Tian Chen、Jimmy Zhu、Fion Li.