ゴールドマン、鉄鉱石価格が30%下落すると予想-供給増で

米ゴールドマン・サックス・グループは、鉄 鉱石価格が向こう1年半の間に約30%下落する可能性があるとの見方を 示した。中国の鉄鋼需要が後退する一方、供給が拡大するためと説明し ている。同行は中国の人民元切り下げによる影響は取るに足らないとの 見方を示していた。

アナリストのクリスチャン・レロング氏とアンバー・カイ氏はリポ ートで「供給は需要から一層乖離(かいり)する可能性が高い。市場の 大方の見方に反し、当行は中国の鉄鋼生産はピークに達した後、減少す ると予想している」とし、向こう4四半期の価格見通しを据え置いた。

中国の鉄鋼価格が上昇し主要輸出国からの輸出が予想を下回る中、 鉄鉱石価格は過去5週間に、少なくとも2009年以来の安値から回復し た。中国政府による先週の人民元切り下げは商品市場を混乱させ、ドル 建て原材料の輸入需要が後退するとの見方が強まっている。

アナリストらは14日のリポートで「ほぼ間違いなく、人民元の切り 下げと最近の供給減は鉄鉱石市場にとって取るに足らない出来事だと考 えている。供給は短期間のうちに再び伸びるだろう」と述べた。

原題:Goldman Sees Iron Ore Slumping 30% on Supplies, Peaking Demand(抜粋)

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