ロンドン金融業界の求人:7月は前年比17%増、給料も上昇

ロンドン金融サービス業界の7月の求人は前 年同月比で17%増加した。英人材仲介会社モーガンマッキンリーの調査 によれば、新規採用者の給料は平均22%増となり、少なくともここ1年 で最大の上昇を示した。

モーガンマッキンリーが17日発表した資料によると、ロンドンの金 融業界の7月の求人数は1万920人で、前年同月の9315人から増加し た。

モーガンマッキンリーの金融サービス部門で業務ディレクターを務 めるヘイカン・エンバー氏は資料で、「ここ数カ月は通常より静かで一 部の従業員も待遇について再交渉することができている。他社への移籍 の可能性を示して昇給を求める従業員もいた」と指摘する。

英国の銀行は投資銀行とトレーディング業務の再編に向け人員を削 減する一方、新規制に対応するためコンプライアンス(法令順守)部門 で採用を進めている。事情に詳しい関係者が7月に明らかにしたところ によれば、英バークレイズは投資銀行部門で150人を削減。一方、 HSBCホールディングスは内部プロセス監視のため今年に入って2200 人余りを採用した。

原題:London Finance Vacancies Rise 17%, Pushing Up Pay, Survey Shows(抜粋)