LME銅:下げ止まらず-景気減速で米中の需要圧迫を懸念

17日のロンドン金属取引所(LME)の銅相 場は続落。景気減速に伴い、世界首位と2位の消費国である中国と米国 の需要が圧迫されるとの懸念が広がった。

LMEの相場は6週連続の下げと、1月以来の長期下落局面となっ ている。先週の中国による人民元切り下げで商品市場が混乱に見舞われ た上、同国景気が予想よりも悪いのではないかとの見方が台頭した。

一方、ニューヨーク連銀が17日に発表した8月の同連銀地区の製造 業景況指数はリセッション(景気後退)以来の低水準となった。

RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニア商品ブローカー、フラン ク・コリー氏は電話取材で「銅相場の下落は世界経済と中国をめぐる懸 念が続いていることによるものだ」とし、「銅相場は経済の健康状態を 表す極めて正確な指標だ」と語った。

LMEの銅相場(3カ月物)は1%安の1トン=5115ドルで取引を 終えた。終値としては2009年7月以来の安値。過去6週間では計10%下 げている。

LMEではアルミニウムや鉛、亜鉛も下落。ニッケルとスズは上昇 した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物9 月限も下げて、1.3%安の1ポンド=2.321ドル。

原題:Copper Extends Declines Amid Global Economic Health Concerns(抜粋)

--取材協力:Martin Ritchie.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE