欧州債:軒並み上昇、独首相がギリシャ債務救済検討に前向き

17日の欧州債市場では、イタリアとスペイン を中心にユーロ参加国の国債が上昇した。ギリシャ救済をめぐる楽観が 高まったほか、商品安も周辺国債の需要増加につながった。

ドイツのメルケル首相は16日、第3次ギリシャ支援に国際通貨基金 (IMF)が加わるのを確実にするため債務救済の検討に前向きな姿勢 を示した。ギリシャの債務返済能力への懸念が和らぎ、同国債も上昇。 周辺国債はいわゆる中核国の国債パフォーマンスを上回った。ブルーム バーグ商品指数はこの日、約13年ぶり低水準に下がった。

DZバンク(フランクフルト)の主席市場ストラテジスト、ダニエ ル・レンツ氏は「IMFの関与を望むとメルケル独首相が発言した」と 指摘。これで独政権は「ギリシャに何らかの債務救済が必要であること を受け入れなければならないし、ある意味で融資条件の緩和に間違いな くつながるだろう」とし、これが欧州債の支援要因だと説明した。

ロンドン時間午後4時50分現在、イタリア10年債利回りは前週末比 6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.76%。同国債 (表面利率1.5%、2025年6月償還)価格は0.495上げ97.755。同年限の スペイン国債利回りは8bp低下し1.94%。

ギリシャ10年債利回りは46bp下げ9.09%。2月以降で初めて9% の水準を割り込む場面もあった。

欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは3bp下げて0.63%と なった。

原題:European Bonds Advance as Merkel Says Greek Debt Relief Possible(抜粋)

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