新興国通貨が続落、2000年以来最長の下げ局面-リラ安値更新

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17日の外国為替市場で新興国通貨が下落し、 週間ベースでは2000年以来最長の下げ局面となっている。マレーシアの 資産価格が大幅安となり、トルコ・リラは3日連続で最安値を更新。ロ シアの通貨ルーブルと株式は原油安を背景に下落した。

売買高の多い新興国通貨20種で構成される指数は0.4%安。マレー シア・リンギットは1998年以来の安値。バンコク中心部の繁華街での爆 発事件を受け、タイ・バーツは急落。新興国通貨の指数は米利上げ観測 と中国人民元の実質的切り下げショックを受け、週間ベースで8週連続 安。新興国株式相場の指標であるMSCI新興市場指数は1.1%安 の854.71と、2011年10月以来の安値。

ノルデア銀行のアナリスト、アンダース・スベンセン氏(コペンハ ーゲン在勤)は、中国の実質的な元切り下げは「中国当局が経済状況を 懸念している明らかな兆候だと受け止められているだけに、年内の新興 国通貨相場を方向付けるものとなるだろう」と指摘。新興国通貨は15年 いっぱいは弱含み、恐らくは9月の米利上げのころが底になるとの見通 しを示した。

原題:Emerging Currencies Extend Longest Selloff Since Turn of Century(抜粋)

--取材協力:Choong En Han、Ye Xie.

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