中国は年内にIPO再開見込み、株価回復で-アナリスト調査

ブルームバーグがまとめたアナリスト調査に よれば、中国では株式相場の回復に伴い政策当局者の間で緊急の株価下 支え策を解除できるとの見方が強まるため、恐らく年末までに新規株式 公開(IPO)が再開されそうだ。

14人中8人がIPOの承認は年末までに始まると回答。6人は来年 の再開を予想した。IPOは既存株からの資金逃避を促す恐れがあると して7月に凍結された。多くの中国人投資家はIPO銘柄を利益が確実 な投資先と見なしている。

IPO凍結は上海総合指数が年初来安値から13%上昇する一因とな ったものの、中国経済が1990年以来最も遅い成長ペースとなる中で同国 の債務依存を軽減する取り組みの妨げともなっている。ブルームバーグ 集計データによると、約600社が本土証券取引所での上場承認を待って おり、IPOで集める金額は合わせて750億ドル(約9兆3000億円)と なる見込み。

華泰証券のアナリスト、トミー・シュエ氏は「資金調達方法を多様 化できるため、中国政府がIPOの早期再開を望んでいることは確か だ」とした上で、「中国株式市場が力強さを維持すれば、再開までにさ ほど時間はかからないだろう」と指摘した。

原題:China Analysts See IPO Resumption by Year-End as Stocks Recover(抜粋)

--取材協力:Amy Li、Fox Hu、Zhang Shidong.

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