ヘッジファンド、原油買い越し再び減らす-相場6年ぶり安値

ヘッジファンドによる米原油市場に対する楽 観的な見方は長続きせず、相場が2009年以来の安値に下落する中、原油 の買い越しは週間ベースで過去8週間のうち7回目の減少となった。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、資産運用会 社によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の 買越残高は11日終了週に11%減少。売りポジションは3月以来の高水準 に増え、相場下落が続くと投機家が予想していることが示唆された。

米国で製油所の原油需要が例年減少する時期に入る中、今夏の原油 先物相場は取引が始まった1984年以降で最大の下落を示している。国際 エネルギー機関(IEA)は今月12日、世界の石油供給過剰が来年末に かけて続くと予想。石油輸出国機構(OPEC)は11日、7月の原油生 産が約3年ぶりの高水準に達したと公表した。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエ ネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は14日の電話インタビューで 「相場はさらに下落するというのが一致した見方だ」と指摘。「市場の 需給は持続的な供給過剰となっているようであり、来年末にかけてそれ が価格に下押し圧力をかけるだろう」と述べた。

原題:Hedge Funds Resume Flight From Oil as Prices Sink to 6-Year Lows(抜粋)

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