金の弱気派、6月以降で最大の上昇予測できず

金相場は週間ベースで6月以降最大の上昇と なったが、投資家らは弱気姿勢を維持していて、相場の上げを予測でき なかった。一部アナリストらは、こうした上昇は続かないとの見方を示 している。

中国による突然の人民元切り下げで世界市場が混乱し、安全資産と しての金の需要が高まったことを受け、金相場は先週上昇。ただ、金相 場予想ランキングで上位のアナリストの一部は、上昇は続かないと予想 している。14日の届け出によれば、資産家でヘッジファンド運用者のジ ョン・ポールソン氏は、世界最大の金連動型上場取引型金融商品 (ETP)の持ち分を4-6月(第2四半期)に2年ぶりに削減した。

7月に、米政府の記録が残っている2006年以降で初めて金に対して 売り越しに転じた資産運用会社は、4週連続で売り越しとなっている。 金相場は四半期ベースでは1997年以降最長の下落となる可能性が高まっ ている。

運用資産7億ドル(約870億円)のUSAAプレシャス・メタル ズ・アンド・ミネラルズ・ファンドのポートフォリオマネジャー、ダ ン・デンボー氏は「中国政府が動く前は、市場関係者が強気となる可能 性は見いだせなかった」と指摘した。

米商品先物取引委員会(CFTC)が14日発表したデータによれ ば、投機家による金の先物とオプションの売越残高は11日時点で2794枚 だった。

原題:Bears Miss Gold’s Best Rally Since June as Analysts See Declines(抜粋)

--取材協力:Luzi Ann Javier.

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