中国天津での爆発:死者114人-消防士の犠牲が建国以来で最多

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中国・天津の化学品貯蔵所で12日に起きた爆 発による死者は114人に上り、なお70人の行方が分からないままとなっ ている。李克強首相は現地入りし、爆発の原因究明を進めると表明し た。

国営の新華社通信は天津市当局者の発言を引用し、行方不明者数が これまでの95人から70人に減ったと伝えた。遺体の一部の身元が特定さ れた。

今回の爆発は中国での化学品の輸送・保管体制のずさんさを示す一 方、危険物質の保管場所のこれほど近くになぜ住宅地が建設されたのか 疑念を生じさせた。現場にシアン化ナトリウム数百トンが保管されてい たことを当局が16日に確認しており、安全規則に違反している可能性が ある。

李首相は16日に現地入りして消防隊員をねぎらった。新華社による と、首相は今回の惨事に関する情報を速やかに公表するよう命じ、今回 の件が「われわれに極めてつらい教訓を残した」と発言。国務院の調査 チームは原因を特定し、職務怠慢の罪を犯した者を処罰しなければなら ないと述べた。

新華社は死者に少なくとも消防隊員21人が含まれると伝えた。これ は1回の救助活動での犠牲者数としては、1949年の建国以来で最多。病 院で手当てを受けている人々は722人に上り、そのうち58人が重傷・重 体。新華社によれば、消防隊員は当初何が燃えているかを把握せず、放 水したところさらに爆発を引き起こした。当局者もその事実を認めた。

原題:Tianjin Death Toll Rises to 114 as Li Vows Swift Investigation(抜粋)

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