ユーロ圏財務相、ギリシャ銀行預金者の損失負担の免除で合意

ユーロ圏財務相は14日、総額860億ユーロ (約11兆9000億円)の第3次ギリシャ支援の一環として、同国の銀行の 預金者が金融システム再編に伴う損失を被らないようにすることで合意 した。

ギリシャの銀行が第3次支援で確保された資金を利用した場合、銀 行の優先債保有者は損失負担を求められる。第3次支援合意により、同 国銀行の資本増強のための基金に100億ユーロが充てられ、必要な場合 はさらに150億ユーロが追加される。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長(オ ランダ財務相)は6時間にわたった14日の協議終了後に記者団に対し、 民間部門に銀行破綻処理のコストを負担させる「ベイルイン」の対象か ら預金者は明確に除外されると語った。これにより、10万ユーロを超え る額を預けている中小企業を保護でき、「ギリシャ経済への打撃」を回 避できると説明した。

原題:EU Aims to Lure Greek Deposits Back to Banks With Bail-in Shield(抜粋)

--取材協力:Jonathan Stearns、Richard Bravo.