米利上げ時期占い、7月のCPI統計に注目-為替トレーダー

米利上げ開始時期を占う外国為替トレーダー にとって、手掛かりを探る上で週明け以降に注目すべきなのは、いずれ も19日に公表される7月の米消費者物価指数(CPI)と同月開催の米 連邦公開市場委員会(FOMC)議事録だ。

中国当局が11日に予想外の人民元切り下げに踏み切ったことを受 け、世界の金融市場には混乱が広がり、外為市場ではドル相場が大幅な 上下動に見舞われた。

USバンク・ウェルス・マネジメントの債券調査責任者、ジェニフ ァー・ヴェイル氏は13日の電話取材に対し、「19日は重要な日になる」 とし、ドル相場は「米金融政策と経済統計に左右されよう」と語った。

ブルームバーグ・ドル・スポット指数は14日までの週に0.3%安 と、6月以来の大幅な下げとなり、8月初めの上げ幅を削った。ドルは 対ユーロで1.3%安の1ユーロ=1.1109ドル、対円ではほぼ変わらずの 1ドル=124円31銭となった。

世界の他の中央銀行の多くが金融緩和を進めるのとは対照的に、米 金融当局が約10年ぶりの政策金利引き上げに動くとの観測が、ドル相場 を過去1年間で約20%押し上げてきた。

クレディ・アグリコル法人投資銀行部門のG10通貨調査責任者、ワ レンチン・マリノフ氏(ロンドン在勤)は14日の電話取材に、「われわ れは引き続きドルに強気だ」と発言。「米金融当局の引き締めサイクル 開始までの時期と、同サイクルの早い段階では、ドルは貿易加重ベース で総じてアウトパフォームする傾向がある」と話した。

ブルームバーグがアナリスト62人を対象に実施した調査の中央値で は、7月のCPIは前月比0.2%の上昇が見込まれている。6月は 同0.3%上昇だった。

原題:For Currency Traders, All Eyes on Inflation Before Fed Liftoff(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE