気象庁:桜島の噴火警戒レベル4に引き上げ、避難準備呼び掛け

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気象庁は15日午前、鹿児島市の桜島の噴火警 報を発表し、噴火警戒レベルを入山規制の3から避難準備が必要な4に 引き上げた。今後、規模の大きな噴火が発生する可能性が非常に高くな っているとしている。

同庁のウェブサイトによると、15日午前7時ごろから島内を震源と する地震が多発し、急激な地殻変動も観測されているという。このた め、昭和火口と南岳山頂火口から3キロ以内にある島内の同市有村町や 古里町では、重大な影響を及ぼす噴火が切迫していると考えられると し、避難準備を呼び掛けた。午前7時から午後3時までの火山性地震 は800回を超えている。鹿児島市が黒神町の一部を加えた3地域に避難 勧告を出したと、共同通信は報じた。

消防庁の午後3時50分の発表によると、同日午前、同庁が災害対策 室、鹿児島県、鹿児島市がそれぞれ災害対策本部を設置。3地域での避 難対象者は51世帯77人で、うち17世帯24人が自主避難した。人的、物的 被害情報は今のところ入っていないという。

桜島は、11日に1号機が再稼働したばかりの鹿児島県薩摩川内市内 の九州電力川内原子力発電所から約50キロの距離にある。九電広報担当 によると、川内原発は順調に稼働しており、今のところ特段の影響はな いという。同原発は東京電力福島第一原発事故後に導入された新たな安 全基準に基づく初の運転再開となり、日本は2013年9月以来続いた原発 ゼロの状態から約2年ぶりに脱した。

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