ユーロ圏:4-6月GDPは0.3%増に鈍化、独仏伊が予想下回る

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ユーロ圏では4-6月(第2四半期)の経済 成長が予想に反して鈍化した。ドイツとフランスとイタリアの成長率が 予想を下回ったことが要因で、景気回復の脆弱性が示された。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が14日発表した4-6 月域内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%増。ブルームバーグがま とめたエコノミスト調査の中央値では、1-3月(第1四半期)と同ペ ースの0.4%増が見込まれていた。ドイツは0.4%増、イタリアは0.2% 増となったものの、フランスはゼロ成長だった。

ブルームバーグがまとめた別の調査によれば、ドイツは0.5%増が 見込まれていた。フランスとイタリアの予想はそれぞれ0.2%増と0.3% 増。

欧州中央銀行(ECB)は13日公表した7月の定例政策委員会の議 事要旨で、「失望を誘う」経済成長が続いているとの認識を示し、必要 に応じて刺激策を微調整する準備があることを明らかにした。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ジェニファー・マキュ ーン氏(ロンドン在勤)は、ユーロ圏は成長し続けるものの、「ユーロ 安と原油値下がりに伴う一時的な押し上げ要因が薄れることから」減速 するだろうとし、「これはECBが政策面での支援を維持し、恐らく拡 大する必要性を浮き彫りにする」と語った。

ユーロスタットはこの日、ユーロ圏の7月の消費者物価指数(改定 値)も発表。それによれば前年同月比0.2%上昇と、速報値や6月のイ ンフレ率と変わらなかった。

原題:Euro Area Grows Less Than Forecast as Germany, France Fall Short(抜粋) Eurozone July Final CPI +0.2% Y/y; Flash +0.2% Y/y(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Mark Deen、Gregory Viscusi、Barbara Sladkowska、Martijn van der Starre、Corina Ruhe.

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