アイスクリームもっと食べたい-米国の乳脂肪需要再び高まる

米国人はもっとアイスクリームを食べたがっ ているようだ。

乳脂肪需要の急増によりアイスクリームやバターの製造に利用され るクリームの供給が逼迫(ひっぱく)しつつある。このため、需要がピ ークとなる夏季にクリーム価格が上昇している。米国ではアイスクリー ム需要は数十年にわたって減少していたが、消費者はもはや高脂肪の乳 製品を控えることはなく、脱脂乳(スキムミルク)の価格が下落してい るにもかかわらずクリームの卸売価格は上昇している。

冷凍乳製品メーカー、ギャロウェー(ウィスコンシン州)のテッ ド・ギャロウェー副社長は「米国人はついに乳脂肪に再び心を奪われて いる」と指摘。同社は生産量が今年、2桁の伸びを示すと予想してい る。同社は米国最大の加糖練乳メーカー。

一部のアイスクリームメーカーはコスト上昇により利ざやが縮小す ると見込んでいるものの、アイスクリーム需要全体の改善を背景にフラ ンチャイズ店舗運営最大手バスキン・ロビンスなどの小売業者は好調な 伸びを示している。

中西部と北東部のクリームの卸売価格は7月に1ポンド当たり平 均2.81ドルと、米農務省のデータが残っている1998年以降で2番目の高 値に達した。

原題:Another Scoop of Ice Cream for Americans Re-Embracing Dairy Fat(抜粋)

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