金相場の堅調な局面は続かない-ランキング上位アナリストら

金市場の強気派はシャンパンを片付けた方が よさそうだ。金相場予想ランキングで上位のアナリストらはパーティー がそう長くは続かないと予想している。

ニューヨーク市場の金先物相場は13日時点で、週間ベースでは6月 半ば以降で最大の上昇を示す可能性が高い。中国による突然の人民元切 り下げで世界市場が混乱し、安全資産としての金の需要が高まった。シ ンガポールのオーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)やブラジル のイタウ・ウニバンコ・ホールディング、英バークレイズのアナリスト らは金市場の強気派に対し、堅調な局面が続くと期待すべきではないと 指摘する。

ブルームバーグが集計した貴金属価格予想ランキングで最も的確な 見通しを示したOCBCのバーナバス・ガン氏(シンガポール在勤) は、投資家らが人民元の切り下げをやり過ごし、米連邦準備制度理事会 (FRB)による利上げの動きに再び重点を置くと予測されるため金相 場上昇は続かないとの見方を示す。

金相場は6月末以降4.8%下げ、7月下旬には5年ぶりの安値を付 けた。7-9月(第3四半期)に四半期ベースで下げれば5四半期連続 の下落で、1997年以降で最長となる。

ガン氏は電子メールで「人民元が安定するに従って懸念も弱まり、 FRBの動きに再び注目が移る可能性がある。利上げ見通しが引き続き 金投資を鈍らせる」との見方を示した。

原題:Gold’s Best Forecasters Say the Good Times for Bulls Won’t Last(抜粋)

--取材協力:Wei Lu.