LMEアルミ:6年ぶり安値近辺-中国の輸出増で供給過剰懸念

13日のロンドン金属取引所(LME)のアル ミニウム相場は下落し、6年ぶりの安値に近づいた。今週の中国による 人民元切り下げの結果、同国産アルミの輸出価格が割安となり、世界的 な供給過剰が悪化するとの懸念が背景。

中国の2015年1-7月のアルミ輸出は前年同期比28%の急増とな り、過去最大を記録。ハーバー・インテリジェンス(米テキサス州オー スティン)によれば、人民元の中心レート1.9%切り下げで、中国の一 次アルミ生産コストはトン当たり平均12ドル減って1728ドルとなった。

RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニアマーケットストラテジス ト、フィル・ストライブル氏は電話インタビューで「人民元切り下げで アルミをめぐる状況は悪化し、ファンダメンタルズは極めて弱い」と述 べるとともに、「工業用金属に対する投資家のセンチメントは軟化し続 けている」と指摘した。

LMEのアルミ相場(3カ月物)は0.9%安の1トン=1574ドルで 取引を終えた。12日には1553.50ドルと、09年7月9日以来の安値まで 下げた。LMEでは銅やニッケル、スズも下落。鉛と亜鉛は上昇した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物9 月限は上昇し、0.1%高の1ポンド=2.353ドル。

原題:Aluminum Nears Six-Year Low as China Supply Seen Adding to Glut(抜粋)

--取材協力:Laura Clarke、Joe Deaux.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE