米国債:下落、小売売上高増加-人民元下げ渋りで米利上げ観測

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13日の米国債は下落。米小売売上高が増加し たほか、中国人民元の下落ペースが減速し、米金融当局は来月に政策金 利を引き上げるとの見方を支えた。

午後に実施された30年債入札(160億ドル)では応札倍率が平均を 下回った。7月の米小売売上高は自動車や衣料品など幅広く増加した。

CRTキャピタル・グループの政府債ストラテジスト、イアン・リ ンジェン氏は「中国が人民元を安定させ、小売売上高は堅調だった」と 指摘、「それが9月利上げ見通しにつながった」と続けた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後5時現在、10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)上昇の2.19%。30年債利回りは2bp上げて2.86%だっ た。

プライマリーディーラー22社は30年債入札の結果を、5段階評価の うち「2」とした。評価は1が最低で5が最高。

30年債入札の結果によると、最高落札利回りは2.880%。入札直前 の市場予想は2.868%だった。投資家の需要を測る指標の応札倍率 は2.26倍と、過去10回の平均値2.34倍を下回った。

前日の10年債入札では応札が振るわず、プライマリーディーラーの 評価は「2」。応札倍率は2009年3月以来の低水準。

ブルームバーグのデータによれば、利上げ後に実効フェデラルファ ンド(FF)金利が平均0.375%になるとの仮定に基づけば、9月会合 での利上げ確率は50%とFF金利先物市場に反映されている。11日に は40%だった。

原題:Treasuries Decline as U.S. Retail Sales Gain, Yuan Slide Slows(抜粋)

--取材協力:Lucy Meakin.

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