アジア・太平洋株式サマリー:中国株反発、インドほぼ上げ消す

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

13日の中国株式相場は3日ぶりに反発。上海総合指数が約3週間ぶ りの高値を付けた。中国人民銀行(中央銀行)が人民元相場を支える意 向を示唆したことで、元の下落ペースが鈍化した。

上海総合指数は前日比1.8%高の3954.56で終了。テクノロジー株や 電力銘柄が買われた。人民元は上海のオンショア市場で0.5%安。前日 までの2日間で2.8%下げていた。人民銀の張暁慧総裁補佐は北京で行 われた記者会見で、元相場の下落が長引く根拠はないと発言。元の中心 レート設定方法を11日に変更したことに伴う調整は基本的に既に完了し たとも述べた。

ジェフリーズ・グループのチーフグローバル株式ストラテジスト、 ショーン・ダービー氏(香港在勤)は、市場の反応について「過剰反応 だと感じていた」と指摘。「人民銀が元の切り下げによって市場を驚か せると決めたことに当惑もあったと思う。しかし、このことはかねてか ら検討課題とされていた。今回の動きは恐らく中国にとって長期的には 非常に良い調整となるのではないか」と述べた。

CSI300指数は前日比1.5%高。香港市場ではハンセン指数とハン セン中国企業株(H株)指数が共に0.4%上げて引けた。

【インド株式市況】

13日のインド株式市場では、指標のS&P・BSEセンセックスが この日の上げをほぼ消す展開となった。重要な物品・サービス税などに 関する法案が通過しないまま議会が今会期を終了したほか、通貨ルピー が2013年9月以来の安値まで下げたことが背景にある。

インド最大のトラクターメーカー、マヒンドラ・アンド・マヒンド ラは2週間ぶり大幅高。ルピー安から恩恵を受けるルピンなどの製薬株 が買われた。一方、銅精錬で国内最大のベダンタは2012年2月以来の大 幅下落。アルミ生産を手掛けるヒンダルコ・インダストリーズは08年11 月以降最悪の4日続落となった。

センセックスは前日比0.1%高の27549.53で取引を終了。1%高と なる場面もあった。インフレが予想以上に鈍化したことと人民元安を手 掛かりに、インド準備銀行(中央銀行)が利下げに踏み切るとの見方が 強まったためだ。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.1%高の5387.87。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.4%高の1983.46。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.3%高の8311.74。

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