山九など日系物流企業に被害、出荷に影響も-天津港の爆発事故で

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12日夜に発生した中国北部最大の港湾である 天津港の大規模爆発事故で、同港周辺で物流事業を手掛ける日系企業の 出荷に影響が出る可能性が出てきた。

国際物流を手掛ける山九経営管理部の吉森弘幸氏は13日の電話取材 に対し、「港が閉鎖され、通関業務ができず業務に影響が出る可能性が ある」と述べた。日新広報担当の沖田道利氏は、事故現場近くにある同 社倉庫でガラスが一部割れるなどの被害が出ており、「業務に一部影響 が出る可能性もある」と話した。人的被害はないとしている。

また、国際貨物輸送業のエーアイテイーは同日、今週末に天津港を 出港する船を含め、「今後の船積みに大きく影響が出ることが予想され る」と発表した。現状は、税関を含む付近の港湾施設で、建物損傷や機 能停止が報告されており、二次被害防止のため、同地区の大部分で立ち 入りができなくなっているという。

いずれの会社も、詳細な被害状況は分かっておらず、事業への影響 も含め、精査している。

一方、共同通信によると、トヨタ自動車は事故現場近くにある車両 生産工場の窓ガラスが割れたほか、出荷待ちだった完成車両にも被害が 出たと明らかにした。