浜田内閣参与:日本は金融緩和で人民元切り下げの相殺可能

内閣官房参与の浜田宏一・米エール大名誉教 授は、中国の人民元切り下げについて、日本は金融緩和で相殺すること ができるため、懸念する必要はないとの見方を示した。

浜田氏は13日、ブルームバーグの問い合わせに対し英文電子メール で回答し、日本の外需に過大な影響が出るようならば、日本銀行が追加 緩和する可能性もあると述べた。

中国は3日連続で人民元の基準元の基準値を切り下げ、輸出に有利 となる元安の方向に相場を誘導する姿勢を示した。世界の株式市場は世 界第2位の経済大国の危機感を示したものと受け止め急落した。

人民元切り下げで円高の可能性はあるとしながらも、管理された為 替レート体制から自由変動相場制への第一歩であり、国際通貨基金 (IMF)も期待しているようだと述べた。需要が大きく低迷している ときには、通貨切り下げや金融緩和は良い政策と付け加えた。

中国株の急落については、ギリシャ問題よりはるかに影響は大きい が、日本は金融緩和で相殺できるため、それほど心配する必要はないと 述べた。