ソフトバンク:米スプリント株買い増し、過小評価で-孫氏再生に自信

日米で通信事業を展開するソフトバンクグル ープは、米子会社のスプリント株を追加取得すると発表した。スプリン ト株の価値が十分に評価されていないことなどを理由としている。

発表資料によると、取得株数は約2287万株(発行済み普通株式 の0.58%)、取得額は約109億円。スプリント株保有率は79.99%に上昇 する予定だ。英語の資料によると今後、場合によってはさらに買い増す ことも検討しているが、85%以上の取得は行わないという。ソフトバン クによると、85%以上を所有すると上場廃止の可能性がある。

買い増しの理由として、スプリントの将来性に「自信を深めてい る」ためと記しており、英語資料ではスプリント株が過少評価されてい ると指摘している。ソフトバンク孫正義社長は6日の決算会見でスプリ ントの業績について「改善への光が見えてきた」と述べ、一時は売却も 検討したが「今は売却する気はまったくない」と話していた。

エース経済研究所の安田秀樹アナリストは「スプリント再生に時間 はかかる」とみている。株の追加取得については「比率は0.58%であま り大きな意義はない」と電話インタビューで話した。

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