6月の米求人件数:建設やホテル中心に減少、雇用と解雇は増加

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6月の米求人件数は前月比で減少した。前月 は2000年の統計開始以来で最高水準だった。

米労働省が発表した6月の求人件数は前月比10万8000件減少し て525万件。前月は536万件だった。ブルームバーグがまとめたエコノミ スト予想では535万件だった。

バークレイズ投資銀行部門の米国担当エコノミスト、ジェシー・ハ ーウィッツ氏は「米国の労働市場は引き続き堅調で、労働需要も底堅 い。労働市場のスラック(たるみ)は引き続き解消されている」と述 べ、「米金融当局が考える以上に労働市場のスラックは少ない」とみて いる。

項目別に見ると、ホテルやレストラン、建設、工場で求人が減少し た。

6月の自発的離職者は275万人で、前月の273万人から増加。離職率 は1.9%で、前月と同水準。前回リセッション(景気後退)に突入し た2007年末時点は2%だった。

新たに雇用された労働者は518万人で、前月の506万人から増加。全 雇用者に占める新規雇用者の比率も3.7%と、昨年12月以来の高い水準 になった。前月は3.6%。解雇者は179万と、前月の166万人から増加し た。

6月まで1年間に新規雇用された労働者は6060万人、離職者数 が5790万人で、差し引き270万人の雇用純増となった。

原題:Job Openings in U.S. Decrease From Record as Hiring Picks Up (2)(抜 粋)

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