欧州株:10月来大幅安、中国懸念で-自動車株と消費財銘柄安い

12日の欧州株式相場は下落。指標のストック ス欧州600指数は昨年10月以来の大幅安となった。中国の実質的な通貨 切り下げが域内の輸出業者に打撃を与えるとの懸念が強まった。

フランスとドイツ、オランダの主要株価指数がいずれも3%強の下 げとなった。英蘭系消費財メーカーのユニリーバだけで時価総額70億ユ ーロ余りが吹き飛んだ。同銘柄の売りをゴールドマン・サックス・グル ープが勧めた。

エイムド・キャピタル(ミュンヘン)のダニエル・ウェストン最高 投資責任者(CIO)は、「ユーロ圏株式に吹き付ける2つの強い向か い風がある。人民元安で中国の消費者の存在感は薄くなるだろうし、輸 出が衰えるとの見通しに同調して株式が売られている」と発言。「中国 の需要見通しを大幅に見直す必要がある」と続けた。

消費財メーカーや自動車銘柄を中心としたこの日の相場急落は、ギ リシャと債権団の交渉行き詰まりを嫌気して6、7月に見られた下げよ りも深刻だった。この日はドイツのダイムラーとBMWが売られ、業種 別の自動車関連指数の2営業日の下落率は7.9%と、2011年以降で最悪 になった。高級品メーカーや鉱山会社の売りも目立った。

ストックス600指数は前日比2.7%安の382.99で取引を終了。出来高 は30日平均を23%上回った。前日からの2営業日で4.2%下げ、これは 昨年12月以来の大幅下落。フランスのCAC40指数はこの日3.4%、独 DAX指数は3.3%それぞれ下げた。

原題:China Spurs Rout in Europe Stocks Eclipsing Worst of Greece Saga(抜粋)

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