米上場の中国株が5カ月ぶり安値-アリババの売り上げ鈍化で

米株式市場に上場されている中国株が12日に 5カ月ぶりの安値を付けた。電子商取引で中国最大手のアリババ・グル ープ・ホールディングの四半期増収率が少なくとも3年ぶりの低水準と なり、中国の景気減速に伴う企業業績の悪化懸念が強まった。

米国上場の中国株で構成されるブルームバーグ中国US株式指数 は2.4%安の113.61。2日間の下げは7.3%に拡大した。

中国経済の25年ぶりの低成長が企業業績に影響を及ぼしつつある状 況が、12日のアリババの決算であらためて示された。 中国2位のイン ターネット企業、テンセント・ホールディングス(騰訊)の増収率 も2005年以来で最低となった。ブルームバーグの集計データによると、 米国上場の中国企業のうち株取引が活発な13社中10社の四半期売上高見 通しがアナリスト予想を下回った。

中国株に投資するノース・グローブ・キャピタルの創業者ガブリエ ル・ウォラック氏は「アリババやテンセント、JDドット・コム(京 東)の決算は予想より弱い増収率やガイダンスで期待外れだった。米国 預託証券(ADR)は中国の景気減速やさらなる通貨切り下げに対する 懸念で広く売られている」と指摘した。

原題:China ADRs Slump as Alibaba Sales Slowdown Stokes Growth Concern(抜粋)