ブラジル株続落、3月以来の割安水準-中国情勢で圧力の指摘も

12日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指 数は続落。企業の予想利益を基にブルームバーグがまとめたデータによ ると、同指数のバリュエーション(株価評価)は3月以来の低水準とな った。

鉄鋼生産のウジミナスは5営業日続落し、この間の下落率は12%と なった。電話会社のテレフォニカ・ブラジルも大幅に下げた。

ボベスパ指数の終値は前日比1.4%安の48388.05。通貨レアルは対 ドルで12年ぶりの安値近辺で取引されている。

ボベスパ指数は5月に付けた年初来高値から17%下落。中国当局が 人民元を実質的に切り下げたことを受け、ブラジルにとって最大の貿易 相手国である中国の経済が一段と鈍化するとの懸念が強まり、指数の下 げは今週に入って加速した。

証券会社レローザ・インベスチメントスのアナリスト、ビトール・ スザキ氏は電話取材に対し、「最悪の事態だ」とし、「中国情勢で圧力 が高まる恐れがある」などと語った。

原題:Bearish Wagers on Brazil Stocks Jump to Record as Ibovespa Falls(抜粋)