ドイツがギリシャ救済の承認控える、つなぎ融資も依然選択肢

ドイツ政府はギリシャ救済案の承認を控える とともに、ギリシャの20日の欧州中央銀行(ECB)への返済に間に合 う全面合意が欧州でまとまらない場合は、つなぎ融資が引き続き選択肢 の一つだとの認識を示した。

独財務省のバイスゲルバー報道官は12日、ユーロ参加国の各国政府 にはギリシャが債権団および欧州安定化メカニズム(ESM)と基本合 意した約850億ユーロ(約11兆7800億円)の救済融資を承認する前に同 合意を精査する時間が必要だと言明。同省としては、週末までに覚書の 草案に対する立場を確定すると付け加えた。

同報道官はベルリンでの記者会見で、「つなぎ融資は検討対象から 外れていない」とし、ギリシャの「債務返済に間に合うように初回支払 いが今月できない場合には、つなぎ融資を検討するようになる」と話し た。

メルケル政権は国際通貨基金(IMF)の救済への関与のほか、ギ リシャの債務の持続可能性と民営化について疑問を抱いていると、独紙 ビルトはこの日、匿名の欧州当局者らを引用して伝えた。独財務省は独 政府がギリシャ救済プログラムを拒否してはいないとの声明を電子メー ルで配布した。その中で、同プログラムに関する疑問を検証の過程の一 部としてまとめたと説明。これについては14日にブリュッセルで予定さ れるユーロ圏財務相会合で討議されるとの見通しを示した。

原題:Germany Says Greek Aid Plan Is Incomplete, Withholds Backing (2)(抜粋)

--取材協力:Arne Delfs、Karl Stagno Navarra.

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