ドイツ2年債利回り、過去最低を更新-中国懸念で質への逃避

12日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇。商 品相場の下落のほか、中国の景気減速が深まる中で同国が通貨切り下げ を実施したことを受けて債券需要が高まった。この日のドイツ国債入札 では平均落札利回りが4カ月ぶり低水準となった。

ドイツ2年債利回りは一時、過去最低を記録した。32億ユーロ相当 の10年債入札で平均落札利回りは0.61%。応札倍率は1.3倍と、7月実 施分の1.1倍を上回った。

サンライズ・ブローカーズ(ロンドン)の債券調査部門エグゼクテ ィブディレクター、ジャンルカ・ジグリオ氏は「力強い入札だったよう だ」とし、「原油安に関する新たなマクロ経済状況と、それに伴うイン フレ期待が恐らくこれを支えた」と語った。

ロンドン時間午後5時現在、ドイツ2年債利回りは前日比1べーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)低下のマイナス0.28%。一時はマ イナス0.29%と、ブルームバーグがデータ集計を開始した1990年以降の 最低となった。同国債(表面利率ゼロ%、2017年6月償還)価格 は100.525。

既発の10年物利回りは3bp低下し0.61%となった。

原題:German Debt Sale Boasts Lowest Yield Since April Amid China Woes(抜粋)

--取材協力:David Goodman.

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