アジア・太平洋株式サマリー:香港、中国株下落-印株は続落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

12日の香港株式市場で中国本土企業から成るハンセン中国企業株( H株)指数が下げ、世界的な株安の流れを引き継いだ。人民元が大幅続 落し、中国の景気減速が深まっているとの懸念が強まった。

H株指数は前日比2%安の11042.79で終了。7月初めからの下落率 は15%となった。人民元は1.9%安。中国人民銀行(中央銀行)は中心 レートを前日の水準から1.6%引き下げて1ドル=6.3306元に設定し た。

香港市場では航空銘柄を中心に下げた。元安はドル建て債務の返済 コストを押し上げるため、中国南方航空(1055 HK)が7%値下がり し、2営業日ベースで6年ぶりの大幅安となった。前日は18%下落だっ た。中国国際航空(753 HK)は5.8%下げ、3月以来の安値を付けた。

パートナーズ・キャピタル(香港)の温天納(ロナルド・ワン)最 高経営責任者(CEO)は、「人民元が下落すると、株式や債券を含む あらゆる元建て資産を保有する魅力が低下する」と指摘した。

ハンセン指数は前日比2.4%安。中国本土市場では上海総合指数 が1.1%下げ、CSI300指数は1.2%安で引けた。

【インド株式市況】

12日のインド金融市場では、同国の主要株価指数が4営業日続落し たほか、通貨ルピーは約2年ぶりの安値まで下げた。中国の実質的な人 民元切り下げで、アジア市場全体が混乱した。

インド株の指標であるS&P・BSEセンセックスは前日比1.3% 安の27512.26と、2週間ぶりの安値で取引を終了。ルピーはドルに対 し0.9%下げ1ドル=64.7950ルピー。これは終値ベースで2013年9月以 来の安値。

個別銘柄では、インド最大の銅精錬会社であるベダンタが7.9%安 と、2009年4月以来の水準まで売り込まれたほか、アルミ会社ヒンダル コ・インダストリーズは7.1%下げ約2年ぶりの安値を付けた。四半期 決算の発表を控えたコール・インディアは6日続落した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比1.7%安の5382.08。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.6%安の1975.47。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比1.3%安の8283.38。

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