米原油生産見通しを下方修正、原油安で稼働リグ減少-EIA

米エネルギー情報局(EIA)は、今年と来 年の国内原油生産見通しを下方修正した。原油価格下落で稼働リグ(掘 削装置)数が減少することを理由に挙げている。

EIAは11日発表した月間の短期エネルギー見通しで、2015年の生 産量を前回予想から1.2%引き下げ、日量936万バレルとした。前年比で は依然65万バレル多い。16年予想は896万バレルと前回の932万バレルか ら修正した。

昨年10月以降、原油価格下落の影響で米の稼働リグ数は半分未満に なったが、新掘削技術の導入による生産性向上で生産量は過去30年以上 で最高水準となる見通し。

EIAのシミンスキー局長は電子メールで「今年の米原油生産量は 前回予想から日量10万バレル少ないが、このままなら72年以降で最高の 生産量となる見通しだ」と説明した。

同見通しでは、米指標原油のウェスト・テキサス・インターミディ エート(WTI)の今年の平均価格を1バレル=49.62ドルと予想。7 月時点の見通しは55.51ドルだった。

原題:U.S. Cuts Oil Output Forecast as Lower Prices Curb Rig Count (1)(抜粋)

--取材協力:Dan Murtaugh.