ギリシャ救済、ドイツ議員の抵抗で予定狂う恐れも-20日が期限

第3次ギリシャ救済は、早急な合意承認に消 極的なドイツの議員らによって実施になかなか至らないリスクがある。 欧州中央銀行(ECB)への20日の償還期限を前にギリシャが資金を獲 得する予定が狂いかねない。

メルケル独首相は自ら率いる議会勢力の中で既に政治的および現実 的な理由から、ギリシャ救済承認をめぐり来週早々に連邦議会(下院) で採決することについて抵抗を受けている。首相のキリスト教民主同盟 (CDU)の幹部2人が匿名を条件に明らかにした。

ドイツで承認手続きが遅れれば、20日を前にぎりぎり気味のギリシ ャや他のユーロ参加国の議会手続きにも影響する可能性がある。同日の 支払いに間に合うように各国の議会承認を得られなければ、ギリシャは 追加のつなぎ融資を要請する必要に迫られる。

ギリシャと債権団は11日、第3次救済の条件で合意したものの、ド イツのショイブレ財務相の側近、イエンス・スパーン氏は期間3年の救 済合意に慎重な姿勢を示し、「細部に目を通す必要があり、それから連 邦議会に承認を求める」とARDテレビで発言。「8月20日と初回支払 いについてだけでなく、ギリシャ国民とともにいかに永続的な解決策を 持てるか、納得の行く合意でなくてはならない」と強調した。

原題:Greek Deal Hits German Turbulence as Lawmakers Balk at Timetable(抜粋)

--取材協力:Rebecca Christie、Nicholas Comfort、Paul Tugwell、Eleni Chrepa、Jonathan Stearns.

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