好成績の中国株ヘッジファンド、10-12月期の相場上昇見込む

中国ヘッジファンドでトップクラスの成績を 誇り、最近のボラティリティ(変動性)の影響を受けたマルコ・ポー ロ・ピュア・アセット・マネジメントのアーロン・ボースキー最高経営 責任者(CEO)は10-12月(第4四半期)の中国株高を見込んでい る。政府の刺激策がその理由だ。

マルコ・ポーロ・ピュア・チャイナ・ファンド(運用資産約1億ド ル=約125億円)の7月のリターンは推定マイナス13%で、年初来のリ ターンはプラス28%前後となった。1-5月のリターンはプラス53% と、ユーリカヘッジの指数が対象とする他のヘッジファンドの2倍に上 り、アジア地域のファンドでも有数の成績を上げていた。

中国の景気減速の兆しや信用取引の巻き戻しに伴うパニック売りで 中国本土株は急落し、6月半ば以降で最大4兆ドルの時価総額が吹き飛 んだ。ボースキーCEOは今年末までの株高を予想する一方、中国政府 が証拠金債務をコントロールできることを示す証拠を見極めようとして いる。信用取引が中国株高の原動力になってきたが、その後の取引解消 が下げを加速させた。

ボースキーCEO(香港在勤)はインタビューで、中国株について 「値動きが激しくなってきている」と指摘。「われわれのポジションは 市場心理が改善し、信用取引の問題が解決するのを見届けるまで数カ月 にわたりディフェンシブになるだろう」とコメントした。

中国株の調整が顕在化したことを受け、マルコ・ポーロはロング (買い持ち)とショート(売り持ち)を差し引いたネットベースのエク スポージャーを30%弱と約10年ぶりの低水準まで減らしたと同CEOは 説明した。

原題:Marco Polo Hedge Fund Sees Year-End China Rally After Wild Ride(抜粋)