ブラジル市場:レアル、ボベスパ指数が下落-人民元切り下げで

11日のブラジル市場では、通貨レアルと株価 指標のボベスパ指数が下落。中国が人民元の実質的な切り下げに踏み切 ったことを受けて、ブラジルにとって最大の貿易相手国である中国から の需要が低迷するとの懸念が強まった。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスはブラジル を格下げしたが、近くジャンク級(投機的格付け)に引き下げる可能性 は低いことが示されたことで、通貨、株価指数共に下げ幅を縮小した。

レアルは1ドル=3.4743レアル。一時は前日比2.3%下げた。株式 市場では鉄鉱石生産のヴァーレの年初来の下落率が24%に達した。 MSCIブラジル指数のうち商品関連の指数は前日比3.4%安と、10の 業種別指数で最大の下げを記録した。

ボベスパ指数は前日比0.6%安の49072.34で終了。5月の高値から の下落率は15%となった。

証券会社クレア・コレトラのアナリスト、ラファエル・フィゲレー ド氏は電話取材に対し、「中国当局が景気減速は予想より悪いと認めた ことが市場を不安にしている」と述べた。

原題:Brazil’s Real, Ibovespa Decline as Exporters Retreat on China(抜粋)

--取材協力:Ney Hayashi.

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