欧州株:2週ぶり大幅安-中国の元切り下げで輸出銘柄に売り

11日の欧州株式相場は下落。中国がここ20年 で最大の実質的な人民元切り下げに踏み切り、自動車や鉱山、高級品銘 柄が安い。指標のストックス欧州600指数は2週ぶり大幅安となった。

ドイツの自動車メーカー、BMWが4.3%下落し、ダイムラーはさ らに下げた。人民元下落が中国売上高に響くとの懸念で、LVMHモエ ヘネシー・ルイヴィトンやスウォッチ・グループも大きく値下がりし た。食品・飲料株も安く、仏ペルノ・リカールヤやレミー・コアントロ ーの売りが目立った。鉱山株では英豪系のBHPビリトンやリオ・ティ ントが大幅安。

ストックス600指数は前日比1.6%安の393.61で取引を終了。5日に 付けた直近の高値からの下落率は2.6%に達した。

レイル(ジュネーブ)のフランソワ・サバリー最高投資責任者 (CIO)は「ドイツの自動車メーカーや高級品銘柄といった欧州の主 要輸出企業が大きく下げるのは理にかなっている。こうした企業の中国 での販売が困難になるからだ」と指摘。「株の投資家は今や投資モデル に為替の動きを織り込まねばならない」と付け加えた。

ストックス600指数を構成する業種別指数は全て下落。この日の西 欧株式市場でパフォーマンス最悪は独DAX指数で2.7%安。

最も値上がりしたのはギリシャのアテネ総合指数で2.1%高。同国 と債権団はこの日、第3次救済の条件で合意した。同指数は今月5日に 約3年ぶり安値を付けてから9.6%上昇している。

原題:Europe Stocks Fall Most in Two Weeks as Exporters Slide on China(抜粋)

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