プエルトリコ:来年1月償還債の支払いは実行できる見通し

米自治領プエルトリコの当局者は、来年1月 に期限を迎える一般財源債の支払いに必要な資金を準備できる見通しで あることを明らかにした。

ガルシア知事の首席補佐官であるビクトル・スアレス氏は10日に首 都サンフアンで記者団に対し、十分な資金がある限り債務の返済を行う と発言。11月より先の政府の予算を賄うため、政府基金から4億ドル (約500億円)を先週借り入れ、さらに4億ドルの借り入れを目指して いると述べ、「われわれは1月の債務支払いを行うためのキャッシュフ ローが得られるだろう」と説明した。

政府系機関であるパブリック・ファイナンス・コープ(PFC)は 元利合わせて約5800万ドルの支払いが必要だったが、支払額は62万8000 ドルにとどまり、同自治領は初のデフォルト(債務不履行)状態に陥っ た。その後1週間が経過するが、当局の説明が行われたのはこれが初め てだ。

ガルシア知事が720億ドルに上る債務の返済が不可能だと6月に表 明して以降、プエルトリコ債の価格は下落。今回のデフォルトに伴い、 プエルトリコが手元資金を確保するために他の債務の支払いも履行しな いのではないかとの観測が高まった。

原題:Puerto Rico Expects to Make January Debt Bill, Official Says (1)(抜粋)

--取材協力:Ezra Fieser.