バフェット氏補佐役コーム氏の存在感増す-プレシジョン買収で

トッド・コーム氏は米投資・保険会社バーク シャー・ハサウェイに著名投資家ウォーレン・バフェット氏の運用補佐 役として採用された2010年当時は資産運用マネジャーとしてほぼ無名の 存在だった。しかしそのコーム氏が、バフェット氏にとって過去最大級 の案件となる米プレシジョン・キャストパーツの買収でバフェット氏を 助けた。

コーム氏(44)は約3年前にプレシジョン株の購入を開始。これが バフェット氏の目に留まり買収に至った。バークシャーは10日、航空部 品製造などを手掛けるプレシジョンの買収で合意したと発表した。債務 引き受け分を含め買収規模は372億ドル(約4兆6400億円)。

バフェット氏は米経済専門局CNBCに、「今回の合意はトッド・ コームの功績だと言わざるを得ない」とし、「私はプレシジョンなど聞 いたこともなかったが、トッドが多くの事を教えてくれた」と説明し た。

バフェット氏は自身の後継者育成計画の礎石として、コーム氏とテ ッド・ウェシュラー氏(54)を補佐役に起用。今月85歳になるバフェッ ト氏は、将来的には2人がバークシャーのポートフォリオ全てを運用す ることになると述べている。2人が買収で果たす役割は増しており、共 に子会社の会長に指名された。

原題:Buffett’s Path to $37.2 Billion Deal Shows Combs’s Growing Role(抜粋)

--取材協力:Katherine Chiglinsky.