NY銅:6年ぶり安値から反発-チリの豪雨で鉱山が操業停止

10日のニューヨーク銅先物相場は6年ぶり安 値から反発。チリの豪雨で世界最大級の鉱山の一部が操業を停止し、生 産過剰をめぐる懸念が和らいだ。

銅生産最大手のチリ銅公社(コデルコ)は9日、視界不良などでト ラックの運行が危険な状況であることを理由に、チュキカマタ鉱山から 労働者を退避させ、ラドミロ・トミック鉱山の操業を中止した。銅は今 年に入り15%下落。世界の生産が拡大し、最大消費国である中国の需要 が鈍化するとの観測が重しとなっている。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物9 月限は前日比2.9%高の1ポンド=2.40ドルで終了。一時2.3075ドル と、中心限月としては2009年7月以来の安値に落ち込んだ。

LMEの銅相場(3カ月物)は前日比2.6%高の1トン=5309ド ル。10日の早い段階で09年以来の安値となる5118ドルを付けた。ニッケ ル、アルミニウム、鉛、亜鉛、スズも上昇した。

原題:Copper Climbs From Six-Year Low as Chilean Rains Disrupt Mining(抜粋)

--取材協力:Martin Ritchie、Luzi Ann Javier.

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