ブラジル株:ボベスパ反発、中国の景気刺激期待で輸出株が上昇

10日のブラジル株式市場では、指標のボベス パ指数が反発して米州の上昇を主導。同国最大の貿易相手国である中国 が景気刺激策を強化するとの期待が広がり、鉄鉱石生産で世界最大手ヴ ァーレなど輸出関連銘柄が値上がりした。

中国政府が景気てこ入れ策として、国有企業の合併を加速させると 同国紙が報じたことを受けて、ボベスパ指数は1.6%高の49353で取引を 終えた。ヴァーレは3.6%高と同指数の上げを主導。ブラジル石油公社 (ペトロブラス)は2.7%高となった。

中国の鉄鉱石輸入が年初来の高水準に達したことがデータで示さ れ、ヴァーレなど世界の主要鉱業株が買われた。同社の売上高の3分の 1は中国向け。

証券会社クレア・コレトラのアナリスト、ラファエル・フィゲレー ド氏は電話インタビューで、「中国から前向きなニュースが伝われば、 われわれの地元経済の問題をめぐる懸念が和らぐ」と指摘した。

原題:Ibovespa Leads Gains in Americas as Vale Climbs on China Outlook(抜粋)

--取材協力:Ney Hayashi.