FRB副議長:現在の低インフレは一時的-当局はなお懸念

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フィッシャー米連邦準備制度理事会 (FRB)副議長は米国での低インフレについて、一時的な要因が影響 している可能性が高いとした上で、労働市場が完全雇用に近づく中でな お懸念するべき状況だとの認識を示した。

フィッシャー副議長は10日、ブルームバーグテレビジョンのインタ ビューで「現在のインフレの大部分は一時的なものだ」と述べ、原油そ の他資源の低価格に伴う影響が消失した後は「いずれ状況は安定するだ ろうから、今の低水準が永遠に続くことはない」と続けた。

副議長の発言は、雇用の進展には満足しているものの、インフレ率 が当局の目標に向かって上昇し始める兆候を待つ可能性があることを示 している。次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合は9月16-17日 に開催される。多くの投資家やエコノミストはほぼ10年ぶりの利上げが 決定されると見込んでいる。

フィッシャー副議長は「雇用は以前と比較してかなり速いペースで 伸びている。だがインフレ率は極めて低い」と述べた。

さらに「問題は2重責務のうちの雇用ではない。雇用は順調だ」と した上で、「問題なのはインフレの方だ」と指摘し、政策当局者の間で 低インフレをめぐる懸念が強まっていることを認めた。

また副議長は過去数年間の「超緩和的」金融政策は効果を発揮した と述べ、「低金利は景気回復を支えるためのものであり、雇用に関して は非常によく機能した」と語った。

原題:Fischer Says Temporary Inflation Factors Still a Fed Concern (3)(抜粋)

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