アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が大幅高、インドは下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

10日の中国株式相場は上昇。上海総合指数が1カ月ぶりの大幅高と なった。政府が成長下支えのため国有企業の合併を加速させるとの観測 が広がった。

上海総合指数は前週末比4.9%高の3928.42で終了。工業株やエネル ギー株、通信銘柄を中心に買われた。中国船舶重工(601989 CH)と中 国中煤能源(601898 CH)、中国聯合網絡通信(600050 CH)は値幅制限 いっぱいの10%高。

中国は2大海運会社である中国海運集団と中国遠洋運輸(集団、コ スコグループ)の合併を検討していると、事情に詳しい関係者が明らか にした。また、中国国務院は成長支援に向けここ10年余りで最大規模と なる見込みの国有企業改革計画を承認したと、香港紙サウスチャイナ・ モーニング・ポスト(SCMP)が伝えた。

上海昭熠資産管理の李静遠ゼネラルマネジャーは「国有企業の合併 はかなり明確な投資テーマであり、動きが加速する兆候がある」と指 摘。「国有企業改革は相場を押し上げる可能性がある」と述べた。

CSI300指数は前週末比4.5%高。香港市場ではハンセン指数 が0.1%安の24521.12。ハンセン中国企業株(H株)指数は0.6%高。

【インド株式市況】

10日のインド株式相場は取引終盤に売りを浴びてマイナス圏に転 落、指標のS&P・BSEセンセックスは2週間ぶり大幅安となった。 商品相場の下落を背景に、エネルギー銘柄と金属株が売られた。政府の 経済改革に対する懸念も強まっている。

インド石油ガス公社(ONGC)と、世界最大の製油所を所有する リライアンス・インダストリーズの下げが目立った。ヒンダルコ・イン ダストリーズは3営業日ぶりに値下がりし、アルミ・銅精錬でインド最 大のベダンタは1週間ぶりの大幅下落となった。

センセックスは前週末比0.5%安の28101.72で終了。一時は0.6%上 げた。インド議会は週内に会期末を迎えるが、汚職疑惑を背景に与党の 幹部3人の辞任を野党が要求し、物品・サービス税などに関連する法案 がまだ通過できないでいる。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比0.6%高の5509.15。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比0.4%安の2003.17。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比0.3%高の8466.84。

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