第一生命:4-6月純利益は7割増、米生保買収寄与-T&Dは2割減

第一生命保険の4-6月(第1四半期)の連 結純利益は前年同期比68%増の1152億円となった。買収した米プロテク ティブの損益が連結対象となったことなどが大幅増益に寄与した。通期 連結予想は、運用面で高水準のキャピタル損益を見込まないことや、国 内外の金融環境の推移を見守る必要があるとして1610億円に据え置い た。同社が10日、東証などで開示した。

4-6月の経常収益は同13%増の1兆8710億円となった。保険料等 収入が同9%増、資産運用収益が26%増と良好だった。経常利益は、責 任準備金繰入額が一部戻し入れに転じるなど同45%増の1810億円だっ た。保険会社の企業価値を表すエンベディッド・バリュー(EEV)の 試算値は、第一生命グループ全体で3月末から約2300億円増えて約6 兆100億円となった。

一方、T&Dホールディングスが同日開示した4-6月連結純利益 は同21%減の214億円だった。保険料等収入が11%減となり、傘下生保 で金利スワップの会計上の損益が悪化したことや、価格変動準備金の超 過繰り入れで特別損失が増え減益となった。