欧州株:続落、米利上げ観測強まる-メディア銘柄も安い

7日の欧州株式相場は下落し、指標のストッ クス欧州600指数は続落となった。メディア銘柄の下げが目立った。米 雇用統計発表後に米当局が利上げを実施するとの観測が強まった。

ストックス600指数は前日比0.9%安の397.07で取引を終了。取引終 盤に下げ幅を拡大し、週間ベースの上げ幅は0.2%に縮小した。ギリシ ャの指標であるアテネ総合指数はこの日、1.5%上昇。週間下落率 は15%に縮まった。同国市場は3日、5週間ぶりに取引を再開した。

エイムド・キャピタル(ミュンヘン)のダニエル・ウェストン最高 投資責任者(CIO)は、「米雇用者数の伸びが予想通りで利上げの公 算は大きい。となると、この夏の期間に株式保有を促す要因は現時点で 不透明だ」と語った。

この日発表された米雇用統計によると、7月の非農業部門雇用者数 (事業所調査、季節調整済み)は前月比21万5000人増となった。家計調 査に基づく失業率は5.3%で前月から変わらず。

英ITVやドイツのプロジーベンザット1メディア、イタリアのメ ディアセットなどのメディア銘柄が大きく下げた。視聴者がオンライン のプログラムに流れるのに伴い広告が減るとの懸念が強まった。

個別銘柄では、フィンランドのタイヤメーカー、ノキアン・レンカ ートが1.5%安。第2四半期の利益と売上高が予想を下回った同社は、 業績見通しを下方修正した。一方、イタリアのモンテ・デイ・パスキ・ ディ・シエナ銀行は8.8%急伸。第2四半期に黒字化したことが好感さ れた。

原題:European Stocks Slide on Media Tumble and U.S. Rate Rise Bets(抜粋)

--取材協力:Inyoung Hwang.

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