欧州債:ドイツ国債が上昇、米金融政策との乖離が浮き彫り

7日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇。原 油安で欧州のインフレ加速は遠のいたとの見方が強まった。米金利見通 しが1週間を通じて注目された。

この日発表された7月の米雇用統計は、米当局が9月にも利上げを 開始できるほど十分に強い労働市場の状況を示した。これを受けて米短 期債は下落、ドイツ国債は買われた。10年物利回りは週間ベースでの上 げ幅を縮めた。

ADMインベスター・サービシズ・インターナショナル(ロンド ン)のストラテジスト、マーク・オストワルト氏は欧米の「政策乖離 (かいり)に基づいた取引が活発だ」と指摘。原油安が意味することは 欧州中央銀行(ECB)の利上げリスクがより長期にわたって低くなる ということであり、「ドイツ経済もまだフル回転の状態にない」と語っ た。

ロンドン時間午後4時40分現在、ドイツ10年債利回りは前日比5ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.66%。週間ベースで での上げ幅は1bpに縮小した。同国債(表面利率1%、2025年8月償 還)価格はこの日、0.53上げ103.335。

同年限のスペイン国債利回りは4bp低下の1.98%、イタリア国債 利回りは3bp下げて1.83%となった。

原題:German Bonds Rally as Commodities Reinforce Policy Divergence(抜粋)

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