きょうの国内市況(8月7日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX2カ月ぶり8日続伸、好決算ソフバンク引っ張る-金融も

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東京株式相場は、TOPIXがおよそ2カ月ぶりの連騰記録となる 8日続伸。4-6月期の増益決算を受けたソフトバンクグループ、ダイ キン工業が株価指数を押し上げた。日本銀行の金融政策決定会合の通過 で不透明感が薄れた午後に指数は上昇転換、業種別では銀行や保険など 金融株、建設株が高い。

TOPIXの終値は前日比5.61ポイント(0.3%)高の1679.19。8 日続伸は、6月1日に記録した12連騰以来だ。日経平均株価は60円12銭 (0.3%)高の2万724円56銭と3日続伸した。

ニッセイアセットマネジメントの久保功株式ストラテジストは、 「7月に利食いで日本株を売った向きもあり、その分は戻してくるだろ う。日本株だけが年初来高値圏に戻ってきており、堅調とみて良い」と 話した。

東証1部33業種は保険や金属製品、建設、繊維、ガラス・土石製 品、機械、鉄鋼、銀行など24業種が上昇。空運や倉庫・運輸、医薬品、 陸運、小売、サービスなど9業種は下落。空運、医薬品、陸運などは7 月月間のパフォーマンスでTOPIXの1.8%高を上回り、上昇率上位 に並んでいた。東証1部の売買高は23億1336万株、売買代金は2兆8200 億円で、代金は3日ぶりに3兆円割れ。上昇銘柄数は838、下落936。

売買代金上位ではソフバンク、ダイキン工、ニコン、伊藤忠商事、 東京海上ホールディングス、SMC、大成建設が高い。ソフバンクは、 4-6月期営業利益が市場予想を上回り、上限1200億円の自社株買いも 好感された。ダイキン工の4-6月期営業利益は前年同期比12%増で、 SMBC日興証券ではマクロ環境を跳ね返す経営力で、ポジティブと評 価した。半面、楽天やリコー、アステラス製薬、JR西日本、良品計 画、SUMCO、コニカミノルタは安い。

●債券上昇、米債高受けて買い優勢-雇用統計控えた売りで下落場面も

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債券相場は上昇。原油安を背景に前日の米国債相場が反発した流れ を引き継ぎ、買いが優勢となった。一方、午後に入ると、今晩発表され る米雇用統計を控えた売りで、先物が約1週間ぶりの安値を付ける場面 があった。

7日の長期国債先物市場で中心限月9月物は、前日比12銭高の147 円56銭で始まり、147円57銭まで上昇した。その後は上げ幅を縮小し、 一時は4銭安の147円40銭と7月30日以来の水準まで下げた。取引終了 にかけて再び水準を切り上げ、結局は6銭高の147円50銭で引けた。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の六車治美シニアマーケット エコノミストは、「きのうの午後に思ったより売られた反動もあって、 朝方は米金利低下を材料に買い先行となった。新興国を中心とした景気 減速懸念や商品市況の低迷などが長期金利の上昇を抑える」と話した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の339回債利回 りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と横ばい の0.42%で開始。午後に入ると一時、0.5ベーシスポイント(bp)高 い0.425%と7月30日以来の水準に上昇。その後は0.415%に下げてい る。

●ドル・円は124円台後半、米雇用統計見極めへ-利上げ観測が支え

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東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=124円台後半で推 移。米早期利上げ観測を背景にドルが底堅い半面、海外時間に発表され る米雇用統計を見極めようとの雰囲気が強かった。

7日午後3時35分現在のドル・円相場は124円80銭前後。朝方に124 円67銭を付けた後、午後には日本株が上昇に転じたのに伴い水準を切り 上げ、取引終盤に124円86銭までドル高・円安に振れる場面もあった。

IG証券の石川順一マーケットアナリストは、「雇用統計待ちの相 場」だとした上で、「意識すべきは雇用統計が強い内容となった場合の 株式市場の反応」と指摘。「雇用統計が強かった場合に株式市場がそれ でも高値圏を維持するならば、利上げに対する耐性ができており、株安 による金利低下という要因が消えるため、ドル・円は6月に付けた高値 (125円86銭)を目指す可能性がある」と語った。

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