豪中銀、失業率はピークに達したと示唆-成長率予想引き下げ

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は7日 公表した金融政策四半期報告書で、来年の平均成長率予想を引き下げた ものの、景気が改善しつつある兆候が増える中で失業率はピークに達し ているとの認識を示した。

豪中銀は「ここ数カ月間の国内経済のデータは全般にプラスとなっ ている」と指摘。失業率について、「向こう1年半程度にわたって従来 予想をやや下回る水準からほぼ横ばいにとどまり、その後需要の伸びが 上向くのに伴い2017年を通して低下すると現時点では予想されている」 と説明した。

中銀はこの3カ月、政策金利を過去最低の2%で維持しているが、 今回の報告書は据え置き期間がさらに延びる可能性を示唆している。労 働市場の改善と通貨安で、追加の景気刺激策を求める圧力が和らいでい る。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)の債券ストラテジス ト、マイケル・ターナー氏(シドニー在勤)は「前回よりも楽観的な様 子だ」と指摘。「調査データに通貨安が重なり、豪中銀がやや楽観的に なるには十分な状況となっている」と述べた。

この日の報告書で、豪中銀は16年の平均成長率予想を2-3%と、 5月時点の2.5-3.5%から引き下げた。今年2月と5月の利下げ効果が なお経済に浸透しつつあると説明した。

原題:RBA Signals Jobless Has Peaked, Pushes Back Growth Upswing (2)(抜粋)

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