トレーダーが姿消す金市場、ボラティリティ低下-米統計控え

金相場が5年ぶりの安値付近での低迷が続く 中、トレーダーの姿が見えないようだ。

8月の売買高はこれまでのところ2014年比で約8%減少し、6日時 点では100日平均を約40%下回った。市場参加者が減り、金相場のボラ ティリティ(変動性)は9カ月ぶりの低水準に落ち込んでいる。

金トレーダーは7日発表の米雇用統計待ちの態勢だ。雇用の伸びが 示されれば、米当局はより早期に金融引き締めに動く可能性があること から、金利収入を生まない金に投資する魅力は損なわれる。

BMOキャピタル・マーケッツのコモディティ商品トレーディング 責任者、タイ・ウォン氏は電話インタビューでボラティリティの低下に ついて、「金を取引する人が減少し」、金に対する「市場の関心が薄れ ている」ことの表れだと指摘。「金利先高観が取引を抑制し続けるだろ う」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12 月限は6日、前日比0.4%高の1オンス=1090.10ドルで終了。

原題:Traders Are Disappearing From the Gold Market(抜粋)

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